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2018年03月22日

春期講習が始まります

3月26日(月)から春期講習が始まります。科目は英語・数学・化学・生物の4教科です。

《期間》 3月26日(月)~3月30日(金)

《科目》 英語・数学・化学・生物

《コース》
少人数クラス指導(1クラス2~6人)のみ



特徴①
医学部・歯学部・薬学部の受験に精通したプロ講師が指導します。指導歴は全員10年以上。机の前に立って講師が直接指導します。

特徴②
2017年度の医歯薬系入試の最新動向を踏まえた授業です。来年度合格を目指しているが、自分の実力を試したい、この時期に弱点を補強しておきたい、という方に最適です。

特徴③
完全無料です(ただし授業時間は確認してください)。

詳しい内容のお問い合わせは
医歯薬専門予備校インフィア
教務係 077-527-9801まで








  


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2018年03月12日

この時期をどう過ごすか



国公立前期の合格発表も終わり、私立医学部の合格発表も後期発表をいくつか残すのみとなりました。春休み前のこの時期、現役生も浪人生も「今は何をしたらいいですか?」と質問してくる生徒が多くいます。

現役生と浪人生ではこの時期の過ごし方は大きく異なります。現役生は、主に高校2年生を指しています。まず中高一貫の高校2年生、ついでそれ以外の私立校や、公立校の高校2年生について考えてみましょう。

前回お話ししたように、中高一貫の有名私立に通う生徒は、高校2年生が終わるころには高校の全範囲をほぼ終えています。3年生になってからはいよいよ受験対策を本格化させるわけですが、この春休み期間中に、今まで習った範囲内で苦手なところ、理解の不十分なところを総点検し、弱点を補強しておくことになるでしょう。

弱点の補強の仕方としては、単元別の問題集で苦手な単元を演習しておくとか、塾や予備校で理解できていないところを質問しておくといったことが考えられます。高校2年次にセンター試験の受験をさせている高校もありますが、センターの形式に慣れなかった人は、この時期にセンター過去問に取り組んでみることも考えられます。

公立校の2年生はそうではありません。学校のペースに合わせていたら夏休み前になっても高校の全範囲など終わりません。現役合格を目指すなら、春休みのうちに高校3年の範囲をできる限り先取りしておくことが大切です。教科書を先読みし、副教材の問題集は一通り最後までやってしまいましょう。

今年残念ながら浪人が決まってしまったという生徒は、敗因の分析が何よりも重要です。翌年合格を勝ち取る生徒は、不合格が決まった翌日から勉強しています。これは精神的にも大変苦しいことですが、やれる生徒は必ず伸びてきます。

敗因は人により様々ですが、大別すると、①勉強そのものが足りなかった、②苦手な科目や分野が克服できていなかった、③勉強法がまちがっていた、などが挙げられます。

①の場合、生活習慣の見直しが必要です。朝が弱い、ついつい遊んでしまう、スマホが手放せない、というような生徒は、翌年も同じことを繰り返すことが多いので、特に注意が必要です。本当に医学部に行く気があるかどうかも含めて、家族でよく話し合うことも大切でしょう。中には予備校に通う以前の問題、という生徒すらいます。

②も多く挙げられる理由です。自分ではよくわかった気になっていたが、試験本番では点が取れなかった、先生に質問したりしたがどうもよく理解できないまま本番を迎えてしまった、などです。「自分ではわかったつもりだった」というのはやや深刻です。入試での出来具合をしっかり点検し、解答速報などとよく照らし合わせて、どこが理解できていなかったのか、なぜ理解できなかったのか、などをよく考えておかなければいけません。

③も深刻な問題です。暗記に偏っている、参考書や問題集が合っていない、など様々なものがあります。合格した先輩に聞くなどして、どのような問題点があったかこの時期にしっかり点検しておくべきです。

5月頃から全国模試が始まりますが、ここでできるだけ良い点数を取りたいものです。3月は精神的にも時間的にもまだ余裕のある時期ですので、これまでの勉強のあり方をじっくりと点検し、今後の勉強計画を練ることにあてましょう。  


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2018年03月11日

医学部に行ける高校とは

高校入試の話題のついでに、「医学部に行ける高校」についてもお話ししましょう。

よく保護者の方々から、「膳所高校に入れば医学部へ行けますか?」というようなご質問をいただくのですが、高校によって医学部に行ける・いけないという区別があるのでしょうか。

「サンデー毎日」が毎年増刊号として出している『完全版 高校の実力』2017年度版大学入試全記録には、国公立大学に限った話ですが、各高校の卒業生に占める医学部医学科合格者の割合がのっています。

それによると、近畿地方では、医学科占有率がもっとも高いのは兵庫県の灘高校で37.7パーセント、次いで同じ兵庫の甲陽学院が25.9パーセント、京都の洛星高校が19.5パーセントなどとなっています。

上位11校までを私立高校が占めており、公立勢は滋賀の膳所が5.1パーセント、大阪の北野高校が6.8パーセント、京都の堀川高校が9.3パーセント、滋賀の守山高校が2.2パーセントなどで、私立に比べると桁違いの差がついているのが実情です。

関東圏でも上位はほとんど私立高校が占めています。北海道・東北や東海地方では公立高校が上位に来ていますが、近畿圏は関東と同じく私立優位という傾向が見て取れます。大都市圏では私立高校のほうが医学科合格者が多くなるようです。

私立医学部まで対象を広げればもう少し医学科占有率は増えるはずですが、公立校から私立医学部に行く生徒は、私立高校に比べればやはり少ないでしょう。

この理由としては、医学部(医学科)合格は私立高校にとって大きな売りの一つなので、公立校とは違い医学部進学のための特別カリキュラムを組んでいることが挙げられます。

膳所高校には理数科というコースが設置されていますが、医学科進学に特化しているわけではありませんし、進学実績から見ても、膳所に入れば医学科合格が容易になるわけではありません。

近畿や関東では、医学科合格を目標にした高校選びも重要になってくるといえます。やはり「医学科進学に力を入れている私立高校」が有利であり、灘や洛星が代表格でしょう。

しかし、それ以外の私立高校や公立高校から医学科に進学している生徒も数は少ないながら存在しています。ただ、学校の教育内容は医学科を特別意識していませんから、そうした高校から医学科に進学するには、生徒自ら対策をしておく必要があります。

滋賀や京都の公立校に進学した生徒は、こうした私立の生徒がスタート地点で優位に立っていることを自覚しながら、早めに受験勉強を始めるべきでしょう。  


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2018年03月11日

平成30年度の滋賀県公立高校入試

インフィアは医歯薬専門予備校なので高校入試には直接関係しませんが、高校選びはその後の進学にも深く関わってきます。生徒が今現在どの高校のどういうコースに在籍しているかは、医学部に進学できるかどうかを判断する上で大きな材料の一つになっていることは否めません。

そこで今年の滋賀県公立高校の入試を概観してみましょう。滋賀県の公立高入試は、2月初旬の特色選抜・推薦選抜と、3月初旬の一般選抜に分かれていますが、特色選抜は例年高倍率です。今年は特に大津高校の倍率が高かったようです。

特色選抜の問題は、主なところでは膳所高校が今年の問題をすべて公開しています。総合問題・小論文とも例年通りという感じで、事前にしっかり対策を立てていた生徒には取り組みやすかったのではないでしょうか。東大津高校は小論文だけ公開していますが、生徒の考えを理由も含めて書かせる点は例年と少し違っていたように思います。

一般選抜は先日新聞等で公開されましたが、数学がやや難化した分、国語は易化したようです。数学の大問2・大問3で主に規則性を問うのは例年通りですが、九九を図形化したり窓ガラスの面積を一次関数で表すというひねりを加えたもので、文章や図の読解力がない生徒には非常に難しかったでしょう。大問4の正方形もなかなかの難問だったと思います。

国語は分量がやや少なくなったようです。論説・随筆・漢字という出題も例年通りで、日頃から論説文や文学作品を読みこなしている生徒には取り組みやすかったでしょう。古典は、ほぼ歴史的仮名遣いのみというこれも例年通りの出題でした。社会・理科・英語の難易度にはあまり大きな変化はないという印象です。

膳所高校の合格最低点は、だいたい学力検査500点満点中400点といわれます。これは、毎年の受験者数と平均点からしておよそ妥当なラインですが、国語はかなり易化したようですので、400点より上がるかもしれません。

受験者全体の全科目の標準偏差が公表されないので仮定を含みますが、去年までのデータから判断すると、彦根東高校の合格最低点は370点、守山高校が350点、石山高校が330点前後というところでしょうか。

数学の難化がどの程度影響したかが問題ですが、国語の易化で相殺されたとすると、合格最低点は去年並でしょう。内申点もあるので一概には言えませんが、仮に400点未満で膳所に合格したとすると、入学後に授業についていくのが大変になることも予想されます。「運よく受かった」という自覚がある場合は、この春休み中にも弱点を補強して、高校からの勉強に備えておくことが大切でしょう。  


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2018年03月08日

新入生との面談で感じたこと

2月末頃から新入生との面談を進めているのですが、そこで感じるのは、やはり医学部を志すような生徒はポテンシャルが高いということです。

小学校中学校までは優等生で、高校もそこそこの進学校を出ている(在学している)生徒が多い。洛星や洛南という生徒ももちろんいますが、彼らと話していると、やっぱり頭のいい子たちだな、と思います。

そういう生徒たちでも、医学部となるとなかなか現役では行けない。大手の予備校で集団授業に出ていたけど、結局成績が伸び悩むという生徒もいます。そうして当校にやってくるのですが、こういう生徒がいったいどうして伸び悩んでしまったのかと思いますね。

それだけ医学部が大変だということですが、大変な医学部に進学するには、子供の頃から秀才だったような生徒でも、かなりの忍耐力を必要とします。勉強するというのは孤独な作業で、一人で黙々と参考書を読んだり問題を解いたりしないといけない。クラスには同級生もいるし一緒にご飯を食べに行ったりしますが、最後は一人で試験場の机に座り、入試を受けるものです。

孤独との戦いというのが一番苦しいかもしれません。少人数の予備校でできる一番のこととは、孤独へのサポートでしょう。究極は、受験は一人でするものなのですが、できる限り一人にしない、そういうサポートのあり方なのかと思います。







  


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2018年03月08日

2018年度本科生を募集しています

国公立大学2次試験の合格発表の時期ですが、医歯薬専門予備校インフィアでは、2018年度の本科生を募集しています。

来年度の医学部合格を目指して、少人数指導で成果を上げたいという方は、ぜひ当校の学校相談会にご参加ください。

学校説明会
3月11日 3月18日 3月25日
14:00~


≪お問い合わせ・お申し込み≫
医歯薬専門予備校インフィア
滋賀県大津市京町4-5-13 
077-527-9801


  


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